階段を含めて9m×6mの大きなデッキです。こちらの掃き出し窓の位置は高く、それに合わせてデッキも高さ1.2mあります。お客様はアメリカでの生活も長く、建物にもデッキにも本場のテイストを取り入れています。
こちらは以前同じような大きさの木製のデッキがあり、楽しい時間を過ごせていましたが年数が経ち、所々が朽ちてしまいやむなく撤去されました。またデッキを作りたくても木製は耐用年数を考えると避けたい、他の建材ではなかなか気に入ったイメージにならない、という中でバイナルデッキを見つけて頂きました。
ここではデッキを2色混合にしています。フェンスやデッキ土台はホワイト、デッキ板はハニーメープル色です。これによってデッキの外側から見るとアメリカン的なホワイト、上に乗ると落ち着いた茶色という見た目と実用性を兼ねたデッキになりました。
フェンスもポーチクローズドというデザインのピケット(縦格子)のみハニーメープル色にしました。全てがホワイトの時よりも抜け感があり、より開放的に見えます。
このようにデッキだけでなくフェンスやゲートの一部もハニーメープル色と混合にすることができます。アメリカでもバイナルに問わず多く使用されている配色です。配色にしてもフェンスそのものの形状にしてもバイナルフェンスはオーダーメイドですので、自分らしいデザインを追求していただけます。
今後はバイナルと異素材の組み合わせも良いかも知れません。例えば柱はバイナルでレール(横板)は木という牧場フェンスや、バイナルのプライバシーフェンスに小窓をつけてアイアンの飾りやガラスをはめ込むなど。一緒に研究してくださるお客様も募集しております。