別荘の建物のメンテナンスで外壁塗装をするタイミングでお声かけいただきました。既存のアルミサッシの外側にバイナルでモールをつけて白い窓枠のように見せられないかというご要望です。
海外の住宅では、旧時代の木製サッシにしても現代のバイナルサッシにしても白い窓枠が採用されることが多いです。アルミサッシは日本特有と言っても良いくらい日本では広く使われています。アルミはフェンスにも同じことが言えますが細くても強度があるのが良いことですが、その反面、華奢なデザインになって存在感そのものが薄れてしまいます。
お客様が考えたアイデアは過去行ったことがないものですが、外観を輸入住宅のように大きく近づけることができる素晴らしいアイデアでした。早速方法を検討し、綺麗な仕上がりで丈夫に作ることを考えました。
それぞれの窓の大きさや、出幅を計測し、それにあったバイナル資材のサイズを選んで当社工場で加工を進めました。フェンスと同じように現地へ配送し、現地の職人さんと取り付け工事をしました。塗装のための足場があったため設置工事は抑えることができました。
窓だけでなく、ドアも同じ方法で取り付け、住宅のイメージ大きく変わりました。周りの緑や住宅の落ち着いた茶色の外壁の中で白いモールがアクセントとなり、華やかな印象になったと思います。
バイナル建材はフェンスだけでなく、デッキやゲート、パーゴラなどもありますが、さらにベンチやプランター、窓モールなどエクステリアの色々なものを作っていくことができます。メンテフリーや高耐久、ツルツルした肌に優しい手触りなどバイナルの特性を活かした新商品を作っていくこともシーリンクの楽しみです。
