サーフィンをする施設利用者のために、サーフボードやウェットスーツが保管できて、ボードのメンテナンスもできて、シャワーも浴びることができる、サーフステーションとでも言うべき大型倉庫がご要望でした。ここは海から一番近い場所で潮風が強く吹く敷地でした。この辺りでは車も含め金属フェンスもすぐに錆びていくいわゆる塩害がある地域です。樹脂製のバイナルフェンスはまさにうってつけの建材です。
まず、背の高い屋根のエリアは大きな扉を付けてボード収納庫にしました。真ん中のエリアはシャワー室とウェットスーツなどの置き場、端の壁のない開放的なエリアは休憩や作業のできるスペースにしました。
屋根はバイナルと同じくカリフォルニアから輸入したコンフォートシェードという屋根材です。軽くて強く、骨組みが少なく支えることができます。屋根材の下面にバイナルを貼ることができ、3つのエリアのうち作業スペースはこれを施し、快適なエリアにしました。 壁面はバイナルフェンス(ソリッドプライバシー)の応用です。あえて上下に通気のための隙間を作り、内部が乾きやすいことを目指しました。シャワー室の間仕切りも同じですがプライバシー確保のためドアにも隙間を作らない工夫をしました。シャワー室にはバイナルのスノコもプレゼントさせていただきました。
とにかくハードに使えて、使い勝手でカスタムができる倉庫を目指しました。照明やファン、イスやテーブルなども置いたらより楽しくなっていくと思います。
バイナル建材は塩害に強いだけでなく、当然水にも強く、肌触りが良いですからこういうマリンスポーツ施設にはとてもマッチします。個人のお庭でもボード置き場やシャワーブース、作業台など統一感を持った同じバイナル建材で作れますので是非お問い合わせください。