神奈川県湯河原町K様邸
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湯河原町の自然豊かな山の斜面のお家です。海の見える素晴らしい眺望のベランダでパーゴラを設置しました。この場所には以前まで木製のパーゴラが設置されており、重宝されていましたが時間の経過で朽ちてやむなく撤去されたとのことでした。一度そういうことになると再度パーゴラを作ることに二の足を踏まれていましたがバイナルという素材を知って頂きめでたく再設置することになりました。

パーゴラは本来、日差しを和らげ、上部が守られた空間で、心地よく落ち着いて過ごす目的で設置されます。パーゴラを設置することで今ままでは椅子を出して本を読むなど考えもしなかった場所が、それだけで居心地の良いスペースへと変化します。

このベランダには元々ヒサシがあります。それでもパーゴラの綺麗なタルキ(長い角材)が、見上げた景色を美しく変えてくれ、パーゴラでほんの少し伸びた部分が心理的に落ち着く屋根となってくれます。このパーゴラにポリカ合板(カーポートなどのアクリル板の屋根)を乗せて雨水を防ぐ考えもありますが、今回はメンテナンスの観点からあえてそれをせず、パーゴラ原点の楽しみ方に振り切りました。ちなみにポリカなどを乗せると下から吹き上げる風に弱くなったり、その上にのった落ち葉などが貼り付いて汚れていったりします。

今回柱は以前の木製パーゴラを支えていた鉄骨をそのまま利用しました。タルキの本数はその重量とそれを支える梁の強度を考えながら増やしていくことができます。増えれば増えるほど日差しが遮られ、安心感も感じやすくなる一方、空が見えなくなり閉鎖感を感じると思います。パーゴラ全体の高さも同じく影響します。また、垂木には角材を一定に揃えて並べるデザインだけでなく、格子状に足したり、ルーバー(鎧戸)のように板を斜めにして一方向だけ日差しをシャットアウトするデザインもあります。

パーゴラは場所にあったパーゴラを設置できればお庭をアウトドアリビングに大変身させるとても良い商品だと思います。

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