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レンガ調タイルの外壁のお家です。
木製デッキとゲートのバイナルでのやり替えのご要望でした。
新築からしばらく住まわれてみて、デッキとゲートの必要性を感じるようになり、設置してみましたが、木製だったので8年経って施主様のご想像よりも早く朽ちてきました。
ゲートは垂れ下がり開きづらくなっており、デッキは床が一部抜けてしまっていました。

木も現地で制作できるため、自由度が利き、気に入った形やデザインが作れます。
しかし、木の種類にもよりますが5-10年で再塗装によるメンテナンスが必要になります。
5-10年は住んでみると意外に短く、その時期はすぐにきます。
お金や塗装中の不便もありますので大変です。

施主様はこうした経験から気よりも長持ちして、デザインに自由度のある素材を探し、バイナルに行き着いたそうです。
また、せっかくならパーゴラにも調整されたいということでそちらもご提案いたしました。

デッキの前には木製の時も便利だったという扇形のフェンスを再現しました。
緑の木製から白いバイナルに変わりとても明るくなりました。
完成の翌朝、施主様がリビングに行くと部屋がとても明るく、それがバイナルデッキの反射の光と気付くまで、雪でも降ったのかと勘違いされたそうです。

レンガのような重い素材にはバイナルや木のような軽い素材は意外とよく合います。
バランスが取れて見えるからだと思います。
また、ゲートに使っているアイアン調のバイナルフェンスもレンガとよく合います。

お家で過ごす時間が増えると住まいにより快適性を求めます。
それは明るさや開放感などの健康志向であったりして、自然と外の要素を住まいに取り込みたくなります。
そういう意味でもデッキやパーゴラはその快適性を実現する良いアイテムだと思います。

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