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保育施設を更地から建築されたそうです。
アメリカンテイストの鎧戸調のサイディングで水色も素敵です。子供が外へ出ないように、外から子供を守れるように、これが今回のフェンスの目的です。

フェンスはセミプライバシーにしました。
縦板のデザインなので足をかけたりもできません。
高さは130cm、子供が間違っても乗り越えられない高さで、保育士が少し敷地外に出ることがあっても子供を確認することができます。
2.5cmの隙間があるので外に人の気配があれば子供でも感じられます。
フェンスの下の隙間も手や体が出ないよう低く抑えました。
ゲートの鍵を高い位置に取付けて園児が勝手に開けることないように。

バイナルフェンス選んでいただいた理由は、こうした細かなオーダーができることに加え、体に触れても優しい手触り、口にしても無害という子供への安全でした。
我々も安全を第一にご提案をしていきました。

次に考えたのが施設の使い勝手です。
登園時にベビーカーを押しながら、或いはお子様を抱きながら来る保護者の方にとって開けやすいドアの幅や開閉の向きなどを決め、さらにはスタッフが園児を外に連れて行く時、閉園時の戸締りのしやすさなど動線も検討しました。

保育施設には今回初めて設置させて頂きました。
命を預かる立場の施主様との真剣な打合せの中で安全に対する細かな配慮や、園児の教育における考え方などを教わりました。
その想いに少しでも応えられるように蓄積したノウハウを惜しみなく出せたかと思います。
園児の皆さんには安全安心で明るい施設でたくさん遊んで、元気な成長をしてもらいたいです。

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