バイナル製のゲートについてご説明します。当社ではフェンスと同様に注文制作をしています。そのため、デザイン、サイズや開く向きなどお好みに制作することができます。ほとんどのフェンスデザインと同じゲートを作ることができます。
片開きの扉です。室内の扉のように70cm-90cm幅で作ることが多いです。扉が大きいと荷物を抱えても通りやすいですが、その分普段の開閉が面倒になったりします。
両開きの扉です。普段は片側で出入りし、荷物など大きいものが通るときに全開にして使います。この時2枚の扉を親子のようにサイズを変えるのも有用です(親子扉)。150cmずつの扉にすれば開口が3mになり車を通すこともできます。
スライドして開ける扉です。設置にあたり敷地の条件が厳しい扉です。ダブルゲートよりも車を通しやすいです。
扉とは違いますが意外と便利です。フェンスの間に組み込み、いざという時に外せるようにします。扉を付けるほどじゃないけれど、通れると嬉しいとい場所に向いています。
いずれもアメリカ製の金具を輸入しています。色は主にブラックですが、稀にホワイトを在庫していることもあります。標準で含まれる金具とそうでないものがありますのでご注文の際にお問合せください。
ゲートには色々な使い方があります。今までに施工したケースをご紹介します。
などなど。
ゲートの開き方で迷うこともあると思います。内開きは建物側に扉が開く、外開きは外に向かって扉が開く向きです。当社の金具ではどちらでも可能です。
外開きにしてゲートが敷地外に出る(越境する)のは原則だめです。車や通行人に当たりそうにならさらに危険です。
それ以外の場合でも内開きを優先して考えて良いと思います。内開きになると金具が内側にくるため外から工具で外しにくく侵入防止の意味で安全です。
越境も侵入防止も関係しないゲートは導線のスムースさを考えて決めるのが良いでしょう。通るときに開けた扉が邪魔になり大回りしないか、荷物を持っているときそのまま押して入れるか、利き手で開けやすいか、などです。
余談ですがアメリカでは玄関扉も内開きです。日本とは逆です。内開きだと来訪者が危険人物であったとき扉を締めやすいです。外開きだと扉を相手に取られやすいです。また、日本では敷地が狭いため玄関の有効活用も関係している気がします。
バイナル製のゲートを検討されている方のご参考になれば幸いです。